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2011年7月

2011年7月31日 (日)

【シネマレビュー】ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2

『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』を観てきました。2001年のシリーズ1作目『ハリー・ポッターと賢者の石』からちょうど10年、8作目となる完結編です。『スター・ウォーズ』は、完結まで20数年かかり、10代から40代までの自分の人生と重なる部分が多々ありました。そういう意味では、1作目が40歳だったハリー・ポッターへの思い入れはそれほどでもありません。しかし、これまでの7作の伏線が見事に完結する本作は見ごたえがありました。もっとも、過去7作を忘れている箇所も少なくないので、DVDで全作品を見直す必要があるかもしれません。それでこそ、作品の全体像が把握できるのだと思います。

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ストーリーは、ハリー、ロン、ハーマイオニーの友情、そしてハリーとヴォルデモートとの戦い、を中心に進んできました。しかし、完結篇を見ると、本当はセブルス・スネイプの物語だったのかもしれません。スター・ウォーズのように『賢者の石』以前をエピソード1として、映画化すれば、主人公は若き日のセブルス・スネイプであることは間違いないでしょう。

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2011年7月28日 (木)

【アートレビュー】空海と密教美術展

20日より東京国立博物館にて開催中の「空海と密教美術展」に行ってきました。

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空海が唐から日本に伝えた密教の教えは、絵画などを用いなければ理解できないということから、造形作品が重視されるそうです。そんななかで、この展覧会は、国宝または重要文化財が98.9%を占めるという名品揃いです。ただ、一番貴重だったのは、数少ない国宝でも、重要文化財でもない作品である「金念珠」かもしれません。空海が在唐中に順宗皇帝から贈られたとの伝えを持つ純金製の念珠で、今月30日まで限定展示でした。

”この夏、マンダラのパワーを浴びる。”ということで曼荼羅(マンダラ)がテーマで、メインは東寺の仏像曼荼羅でした。

東寺講堂には大日如来を中心に21体の仏像が安置されています。規則性をもって群像が配置される様子は、まさに「立体曼荼羅」とよぶにふさわしいものです。空海が承和6年(839)の完成を見ることはできませんでしたが、尊像の選択と配置には空海の思想が反映されています。諸像は、奈良時代に東大寺などで活躍したのと同系統の工房によって製作されました。乾漆を併用する技法にその伝統がうかがえる一方、しなやかで肉感的な身体表現は、空海が請来した曼荼羅の尊像にみられる新しい表現です。本展では、その内の国宝8体による仏像曼荼羅が出現します。

東寺講堂は、仏像のオールスターとのイメージで何度も拝観していました。でも、その背景はまったく知りませんでした。もっとも、今でも「曼荼羅とは何か」説明できませんが。。。

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2011年7月11日 (月)

【ブックレビュー】志のみ持参

「志のみ持参―松下政経塾十三年の実践録」は、17年も前に出版された古い本です。タイトルは松下政経塾の募集案内からきています。

「志のみ持参のこと」。松下政経塾が、塾生を募集するときのメッセージである。学歴、地位や役職、過去の経歴、財産などは問わない。ただ一つ問うことは、「社会全体の繁栄、平和、幸福のために自分の人生をかけてみたい」と思う志だけである。

内容は、全編通して「掃除」の話です。「掃除一つできないような人間だったら何もできない」、つまり“一事が万事”ということです。それは理屈ではなく、体で理解しないかぎり、実践できません。

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2011年7月10日 (日)

【シネマレビュー】SUPER 8/スーパーエイト

SUPER 8/スーパーエイト」は“早くも2011年最高傑作”だそうです。

貨物列車の衝突シーンなどは迫力があり、超大作には違いがありません。それに、少年たちの冒険、親子の葛藤、友情、恋愛など見どころも盛りだくさんです。

でも、ストーリーの中心であるはずの「未知なるもの」のインパクトが弱い気がします。最後まで「未知なるもの」を隠す意図があるのでしょうが、軍の思惑やそれに抵抗する生物学の教師を描いていたら、印象も違ったのでしょうが。。。

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2011年7月 7日 (木)

【ブックレビュー】里山ビジネス

私にはビジネス上の計算はありませんでしたが、やりたいことのコンセプトは明確にありました。そのやりたい仕事をやり、暮らしを成り立たせるために働くことをビジネスと呼ぶのなら、私がやり始めたことは、里山ビジネス、というのがいちばん的確な命名ではないかと思います。

「里山ビジネス」の著者である玉村豊男氏の経営するワイナリーとレストランは、今も実家のある故郷にあります。立地を知る人間として、このビジネスの起業に賛成できたかというと疑問です。というよりも現地を知っているからこそ、判断を誤ったのかもしれません。実際に訪れているのは、首都圏からのお客さまが主体のようなので。

計算よりも「やりたい」という熱意こそが成功の秘訣なのでしょう。そういった熱意にこたえることがコンサルタントとしての遣り甲斐といえるのかもしれません。でも、無謀な計画に歯止めをかけるのも、コンサルタントの仕事のような気も。。。

「田舎暮らしができる人 できない人」という本もあるのですが、実家を離れて30余年、いつのまにか田舎暮らしができない人になってしまったようです。

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2011年7月 1日 (金)

【ブックレビュー】人たらしの流儀

「人たらしの流儀」の著者である佐藤優氏は、元外交官であり、情報分析のエキスパートとして、「外務省のラスプーチン」などの異名をとっています。その著者が情報収集のための人脈構築テクニックを対談形式で教えてくれます。読書の仕方、立食パーティでの立ち居振る舞い、そして飲食店でのお金の払い方まで、具体的な方法が満載です。とはいえ、方法を理解することと実践することはまったく異なります。本書にも書かれていますが、人生で起きる問題は全て応用問題なので、そのまま通用しないのが難しいところです。

結局、正しい行動をすることが全てということのようです。

人間の行動には4つのパターンがある。

1.やるべきことをきちんとやる。
2.やるべきことを中途半端にしかやらないか、まったくしない。
3.やってはいけないことをやる。
4.やってはいけないことをやらない。

人たらしの条件は、1と4、すなわち「やるべきことをきちんとやり、やってはいけないことを絶対やらない」人になることである。

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