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2011年4月

2011年4月16日 (土)

【アートレビュー】レンブラント 光の探求/闇の誘惑

一昨日、暖かい陽気に誘われ、 上野公園の国立西洋美術館へ「レンブラント 光の探求/闇の誘惑」を観にいってきました。本日の日経の最終面に載っていたように、震災以降は海外の美術品が日本に来ない状況になっているようです。そんな中でレンブラント作品が100点以上も集まるなんて、貴重な展覧会です。ただ、版画や素描が主体でしたので、昨年の「ボストン美術館展~西洋絵画の巨匠たち」での作品ほどのインパクトはありませんでした。

素人の感想を一言で言えば、「レンブラントは絵がうまい」です。当たり前といえ、有名な画家だからといって、正確なデッサンとは限りません(意図的なデフォルメという意味ではなく)。その点、レンブラントの作品は正確で、そして精緻です。

そしてレンブラントいえば「光」ですが、今回気づいたことがあります。一つは、副題「光の探求/闇の誘惑」にある通り、闇があるから光が輝くこと。そしてもう一つは、レンブラント作品の光は太陽の光や照明の光によって照らされているのではなく、対象である人物自体が発行体のごとく輝いていること。

「光と影の魔術師」「明暗の巨匠」との呼称も納得です。

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2011年4月 8日 (金)

【シネマレビュー】ザ・ファイター

実在する伝説のプロボクサーをモデルにした「ザ・ファイター」。

マサチューセッツ州ローウェルに住むプロボクサーの兄弟。兄のディッキーは町の期待を一身に背負う名ボクサーだが、その短気で怠惰な性格からすさんだ毎日を送っていた。一方異父弟のミッキーは、兄と正反対の地道な性格。兄と母アリスに言われるがままに試合を重ねるが、どうにも勝つことが出来ない。そんなある日、ディッキーが薬物に手を出し逮捕されてしまい、ミッキーはリングから遠ざかっていく。しかし恋人シャーリーンの支えもあり、ミッキーはもう一度リングに上がる決意をする。

実話に基づく映画なのでストーリー展開が読めてしまうのですが、最後まで楽しめました。それはボクシング映画というより、家族愛の物語だからでしょう。本当にこんな家族がいるのか、というくらいのとんでもない家族が登場します。特に、兄と母の個性が強烈で、アカデミー賞で助演男優賞、助演女優賞の2冠獲得も納得です。地味ながら、父親もいい味をだしています。そんな家族に振り回されながら、チャンピオンを目指す主人公の男らしさに感動です。

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